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 諸問題 目次

現状認識 ---------経済事象等のコメント
基礎知識 ---------資本主義社会を考える
経済用語 ---------経済用語等の学習
日誌 ---------経済ニュース切り抜き(備忘録)

 魁より始めよ-------(「先従隗始」)

 世界や日本の政治経済情勢を見ていると不安に思うことが多々あります。不安、というより危機意識といったほうが実感に近いです。 そうしたことから、慌ててこういったサイトを立ち上げた次第であります。
  管理通貨体制が今日の安定した社会の基盤を構成していると考える私からすると、リフレ派の登場も驚きでした。 日銀の白川総裁から黒田総裁への交替の時代です。日銀による積極的な金融政策の推進は私の拙い経済知識ではそれは到底理解できない理論でした。 絶え間のない国債増刷と日銀買取ですが、休息を知らない積極財政を支持する世相はそれを神の啓示の如く信仰していた。
 そして今日、あまりに膨張した債務に足元をすくわれ、揺り戻しが一部で始まっていると言うのが現状であると思います。そうであるにも関わらず MMT(Modern Monetary Theory 現代貨幣理論)の論者は極少数ですが、こういった主張が出て来ています。 管理通貨体制やドル基軸通貨体制の歪みなんて頭にないのです、国債の増刷による積極財政は持続可能であると主張します。 こういった論者の登場はこういった論者を必要としている社会の構造があると私は推察します。
 いずれにしても今私たちは岐路に立っていると思います。70年代のスタグフレーションや恐慌のマグマが鬱積してしていないか、考えなくてはならない と思います。29年の恐慌に匹敵するクライシスが今にも起こるような識者の見解も散見されます。
しかしながら、似たような経済指標はいくつかは整ってきてはいますが、安易にこういった結論に同意できません。 現実の経済環境や社会は複雑且つ多層構造を形成し、自然科学での実験室の再現は困難であり、経済予測はもっと複雑なように思われます。 静的分析でも困難を伴うのに、動的分析がある種の数式でまかなえるとは私には思えません。
実体経済は実に厄介な対象と考えます。