

木漏れ日の下
(円安は金利だけで止められない現状---2025/12/22)
日銀が利上げ決定、政策金利0.75%と報道されたのだが、外国為替市場で円安が止まらない。日米を含む諸外国との金利差が埋めるほどのインパクトを今回の決定は
持ち合わせてはいないらしい。同じころFRBの利下げもあり日米の金利差が少なくなるにも拘らず円安に振れたのだ。
日銀の利上げは景気に対して引き締め効果をもたらすのに対し、内閣の積極経済は景気の浮揚をもたらす政策である。高市首相の大きな補正予算の後に小さな利上げでは
円安は止められないと市場は判断したと思われる。激しくアクセルを踏み、小さくブレーキをかけたようなものである。政府と日銀のちぐはぐな政策の当然の結果である。
ただ、副次的効果として円キャリートレードの巻き戻しには特に注意を払いたい。
積極経済の旗を降ろせば内閣支持率に影響を与えよう。円安に因る物価高騰対策もやっている感を日銀に期待したというのが今回の政策金利0.75%だったと推察している。
こんな誤魔化しは日本の国益という観点からは納得できない、そろそろ忖度を考え直す時と考える。