現状認識で一言
中央銀行デジタル通貨(CBDC)
デジタル通貨がいかなるものか、またその開発状況を知りたくて日銀のHomePageを参照してみた。中央銀行デジタル通貨に関する連絡協議会なるものの
資料(PDF)をざっくり読む。私なりにデジタル通貨がどんなものか大まかなイメージがつけられる資料であった。
そうはいっても、これほどのシステムをきちんと構築、運用管理する労苦を思うと頭が下がる。膨大なデータを迅速且つ正確に処理する、こういったことに
並列処理は避けられないのだが、デッドロックを回避し得るシステムと思われる。こんな処理が可能なほどハード及びソフトが進化していることに、驚嘆させられる。
何度も繰り返すが想定される大容量のデータの交通整理の煩雑さに呆然とし、多くの開発者一体どれほどの辛酸を舐めるのか、同情に絶えない。とにかく大きな
システムだ。
デジタル通貨と言え、これは紛れもなく円だ。ということはこの先私の全財産、そしてその処分の逐一が、私の経済活動が行政当局にすべて知られる事を意味する。
私は丸裸で街を歩くようなものだ。心配というより恥ずかしい。
デジタル通貨というとその信認が国家にあるように思われるが、信認の裏付けはこれからは金の比重が高くなると思われる。
日銀券はドルの裏付けをもち、ドルを金が担保している構造があった。スミソニアン体制で金との兌換を停止しているとはいえ、
まだドルに変わる通貨はない。多極化し、基軸通貨たるドル離れの昨今の情況を鑑みるに、政府日銀の多面的な行動を期待したい。
(1925/9/10)